セラバンドを使ったリーチ動作練習
セラバンドとは
今回はセラバンドを用いた腕の運動についてご紹介します。
セラバンドとは、ゴム製のトレーニング道具です。
一度は見たこと、使ったことがある方も多いのでしょうか。
色により、硬さ(抵抗感)が異なるため、負荷を段階付けられるという特徴があります。
一方で、片麻痺の方などが腕の運動などで使用する場合、握ることができず上手く活用することが難しいという難点もあります。
まず、麻痺などにより腕をうまく動かすことが難しくなると、リーチ動作(手を目的物に向かって伸ばす動き)が難しくなります。
「腕の重さを空間保持しながら前に伸ばす」という動作は、非常に難易度が高いものです。
リーチ動作を獲得するための方法としては、様々考えられるかと思いますが、今回はセラバンドを用いて、片麻痺の方を想定したリーチ動作に繋げる練習を紹介したいと思います。
セラバンドとは、ゴム製のトレーニング道具です。
一度は見たこと、使ったことがある方も多いのでしょうか。
色により、硬さ(抵抗感)が異なるため、負荷を段階付けられるという特徴があります。
一方で、片麻痺の方などが腕の運動などで使用する場合、握ることができず上手く活用することが難しいという難点もあります。
まず、麻痺などにより腕をうまく動かすことが難しくなると、リーチ動作(手を目的物に向かって伸ばす動き)が難しくなります。
「腕の重さを空間保持しながら前に伸ばす」という動作は、非常に難易度が高いものです。
リーチ動作を獲得するための方法としては、様々考えられるかと思いますが、今回はセラバンドを用いて、片麻痺の方を想定したリーチ動作に繋げる練習を紹介したいと思います。
方法について
【手順1】
セラバンドを下の写真のように手に巻き付けます。セラバンドを掴むには、ある程度の握力がないと難しいため、このように巻き付けることで手から外れないようにします。
【手順2】
セラバンドの端を机の脚などに括りつけます。なるべく、重量のある動かないものに括りつけた方が望ましいです。
※例えばご自宅で実施する場合、机、ドアノブ、手すりなどです。
【手順3】
括りつけたら、写真のようにセラバンドを後ろに引きます。
このとき、なるべく脇をしめ、肘を曲げることを意識しましょう
【手順4】
十分にセラバンドを引いたら、ゆっくりとゴムの反動を利用して肘を伸ばしていきます。
この運動を繰り返します。
この運動は、筋トレというよりは、リーチ動作に繋がることを目的とした運動になります。
片麻痺の方などの場合、肘を伸ばすことは難しいが、曲げる力は保持されているという方が比較的多くいらっしゃいます。
そのため、手に括りつけられれば、「セラバンドを引く」という動きは比較的出来る方がいらっしゃるかと思います。
「伸ばしたら戻る」というゴムの特性を利用し、腕を引いた力の反動で苦手な『肘を伸ばす(リーチ動作)』という動作を実現するという運動になります。
「セラバンドを買ってみたけど活用できていない」という方にはよく出会います。
自宅でこのような環境をセッティングすることが難しい方も多いかもしれませんが、出来そうであれば試してみて頂ければと思います。
PIECEsでは、脳卒中等の後遺症に悩まれる方を対象に自費リハビリを提供しています。
お困りの方は、まずはお気軽にお問い合わせください
セラバンドを下の写真のように手に巻き付けます。セラバンドを掴むには、ある程度の握力がないと難しいため、このように巻き付けることで手から外れないようにします。
【手順2】
セラバンドの端を机の脚などに括りつけます。なるべく、重量のある動かないものに括りつけた方が望ましいです。
※例えばご自宅で実施する場合、机、ドアノブ、手すりなどです。
【手順3】
括りつけたら、写真のようにセラバンドを後ろに引きます。
このとき、なるべく脇をしめ、肘を曲げることを意識しましょう
【手順4】
十分にセラバンドを引いたら、ゆっくりとゴムの反動を利用して肘を伸ばしていきます。
この運動を繰り返します。
この運動は、筋トレというよりは、リーチ動作に繋がることを目的とした運動になります。
片麻痺の方などの場合、肘を伸ばすことは難しいが、曲げる力は保持されているという方が比較的多くいらっしゃいます。
そのため、手に括りつけられれば、「セラバンドを引く」という動きは比較的出来る方がいらっしゃるかと思います。
「伸ばしたら戻る」というゴムの特性を利用し、腕を引いた力の反動で苦手な『肘を伸ばす(リーチ動作)』という動作を実現するという運動になります。
「セラバンドを買ってみたけど活用できていない」という方にはよく出会います。
自宅でこのような環境をセッティングすることが難しい方も多いかもしれませんが、出来そうであれば試してみて頂ければと思います。
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