スパイダースプリントを用いた手のリハビリ

スパイダースプリントを用いた手のリハビリとは

当施設では、ご利用者様に合わせて簡易装具(補助具)のご提案などもさせて頂いています。



こちらは、スパイダースプリントと呼ばれるものです。
これは、「指を曲げることはできるが、伸ばすことが難しい」という方に装着していただくことで指を伸ばすことを補助してくれます。

スパイダースプリントを使用することで、ボールなど物品を掴む練習が可能になるケースがあります。
 



簡易装具ですので、手に入りやすい材料で作成をしています。

色々と作成方法はあると思いますが、当店舗では、おゆまるくん、ピアノ線、ベルクロなどが主な材料です。






ピアノ線の太さは、ご利用者様の指を伸ばす機能により変えます。

ご自身で指を伸ばす運動が少し見られる方の場合は、細めのピアノ線を使い、指を伸ばす運動が少ない方に対しては、太めのピアノ線を用います。

片麻痺の方などの場合、母指や人差し指などと比較して、薬指や小指などにおいて特に指を伸ばす機能が得られ難くなるケースも少なくありません。

このように、指によって伸ばす能力に差がある場合、指ごとにピアノ線の太さを変えてスプリントを作成するということも自作ならでは可能でございます。


最近では、既製品の装具や補助具などもネットで購入が可能になっております。

我々もなるべくアンテナを広く持ち、様々な役立つ既製品を知り、作成できるものはオーダーメイドで作成、紹介できる既製品があれば、紹介させていただくという形を取っております。

補助具はうまく活用することで、運動学習の一助になる、あるいは「できないことが出来る」きっかけになるという効果が期待できます。

習得・回復・代償、どのようなモデルでリハビリを進めていくのが望ましいのかを考えさせて頂きます。


PIECEsでは、脳卒中等の後遺症に悩まれる方を対象に自費リハビリを提供しています。
お困りの方は、まずはお気軽にお問い合わせください

 

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