【片麻痺自主トレ】小豆を用いた手のリハビリ

今回は、小豆を用いた手のリハビリ方法についてお伝えしたいと思います。
施設でも小豆を使ったリハビリを実施することがありますので、ぜひ参考にしてみてください!

小豆を使った手のリハビリ~握る・つまむ・開く・混ぜる・探索する~

【握る練習】


・写真のように、小豆が入ったバケツに手を入れて、小豆を掴みます

・なるべく多くの小豆を手に収めるように意識をして握ります

・握った後は、小豆が落ちないように力を入れます(握力)



【指を開く練習】


・指を開いていき、小豆をバケツに戻します

・この時、少しずつ小豆を落とすように意識しながら指を開くことで、より巧緻な指の運動の練習になります


【つまむ練習】

・小豆を一粒つまみます。非常に小さいため、難易度としては高いです。


【かき混ぜる練習】


・手を小豆の中に入れて、かき混ぜるように手を動かします

・小豆の抵抗感を感じると思います。手首を使い、小豆の中で手を動かしてみましょう



【探索する練習】

・小豆の中に、ボールやお手玉などを入れておきます(見えないように沈めておきます)

・小豆の中に手を入れて、手の感覚だけで触り分けて、沈めた物品を取り出します

これは、感覚機能への介入にもなります。物品を探索する課題は感覚障害に対する介入としても有益なので、感覚の鈍さなどの症状がある方は、実践してみてください。




いかがでしたでしょうか?

小豆は、昔から手のリハビリとして用いられることが多いです。

つまみ動作の練習だけでなく、手の様々なリハビリも可能になりますので、試していただければと思います。


自費リハビリ施設PIECEsでは、脳卒中の方を対象に自費リハビリを提供しています。
施設では、このような物品を用いたリハビリなども提案させて頂いております。


お困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。


施設利用者様の声はこちらから
 

PAGE TOP