【自助具紹介】袖通しエイド

2023/11/27

今回ご紹介するのは、袖通しエイドという道具です。














こちらは100均で購入した、園芸用の袖シート、マジックテープ、Dカン、ロープ、滑り止めシートを使用し、作成したものになります。


使用方法としては、袖穴に麻痺側の上肢を通し、中に着ている肌着やインナーシャツの袖を覆うようにして、外側をマジックテープで締めます。





この状態で、トレーナーやシャツなど、上に羽織る上着類を着ていただき、着衣が完了したら、マジックテープをはがしてロープを引っ張って袖通しエイドを取ります。

これにより、片麻痺などにより上肢の随意性が低下している方も、滑らかな素材のためスムーズな袖通しを行いやすく、また、肌着やインナーシャツの袖もめくれ上がらずに行うことができます。


実際に使用した感じでは、トレーナーなど少し厚手の上着を着る際も、手指が引っかからず、滑らかに袖通しが行え、中のインナーの袖もずれませんでした。上着を着る前に、袖通しエイドを装着するという工程は増えてしまうものの、袖通しがしやすくなるというメリットを考慮すると、役に立つ自助具になるのではないかと感じました。



もし、実際に検討してみたい、試してみたいという方がいらっしゃいましたら、当施設まで、お気軽にお問い合わせください。

少しでも皆様のリハビリに役に立つ情報提供ができれば幸いです。


保険外リハビリ施設PIECEsでは、脳卒中等の後遺症に悩まれる方を対象に自費リハビリを提供しています。
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